院内、院外処方箋を全て厳しくチェックし、処方提案など薬物療法へ積極的に関わっていることは当院薬剤部の特徴の一つです。患者さんの笑顔のために安全で良質な薬物療法が提供できるようスタッフが一丸となり日々努めています。
薬剤部基本方針
- 患者さんとご家族の立場にたって物事を考え最善の薬物療法が提供できる薬剤部を目指します
- 安全で良質な薬物療法を提供ができるよう専門的知識、技能を高めるため自己研鑽に励みます
- 他の専門職と協働してチームで患者さんとご家族を支える努力をします
- 保険薬局や他の諸機関との連携体制を強化して患者さんの自立・社会復帰を援助します
スタッフ紹介
■資格
・日本病院薬剤師会認定精神科専門薬剤師
・日本褥瘡学会認定褥瘡薬剤師
・日病薬病院薬学認定薬剤師
・日本薬剤師研修センター認定実務指導薬剤師
・日本病院薬剤師会認定指導薬剤師
・日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師
・日本褥瘡学会認定褥瘡薬剤師
・日病薬病院薬学認定薬剤師
・日本薬剤師研修センター認定実務指導薬剤師
・日本病院薬剤師会認定指導薬剤師
・日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師
■所属学会
・日本精神神経学会
・日本老年医学会
・日本褥瘡学会(評議員)
・日本医療薬学会
・日本精神薬学会(評議員)
・日本緩和医療薬学会
・皮膚褥瘡外用薬学会(世話人)
・日本褥瘡学会中部地方会(世話人)
・日本老年医学会
・日本褥瘡学会(評議員)
・日本医療薬学会
・日本精神薬学会(評議員)
・日本緩和医療薬学会
・皮膚褥瘡外用薬学会(世話人)
・日本褥瘡学会中部地方会(世話人)
■賞罰
・岐阜県病院薬剤師会プレアボイド報告優秀賞(2012)
・日本褥瘡学会大浦賞(2016)
・岐阜県病院薬剤師会功労賞(2016)
・日本褥瘡学会大浦賞(2016)
・岐阜県病院薬剤師会功労賞(2016)
業務紹介
調剤業務
須田病院薬剤部では、オーダリングシステムと連動した調剤監査システムを導入し、調剤業務の正確性、効率化を高めています。

<外来処方監査の流れ>
須田病院の外来患者さんへのお薬は院外処方箋をお渡ししています。
しかし、街の保険薬局に全てお任せするのではなく、須田病院薬剤師も医師から処方されたお薬の内容は、患者さんの検査値や病名などのカルテ情報をもとに処方監査を行っています。そして必要な情報はかかりつけ薬局へと情報提供しています。
しかし、街の保険薬局に全てお任せするのではなく、須田病院薬剤師も医師から処方されたお薬の内容は、患者さんの検査値や病名などのカルテ情報をもとに処方監査を行っています。そして必要な情報はかかりつけ薬局へと情報提供しています。
<調剤監査システムの流れ>
①医師が処方をオーダーすると薬剤部にある処方監査端末に表示されます。薬剤師はこの端末画面上で薬剤の相互作用や重複投与など処方内容のチェックを行います。
②処方データは、錠剤自動分包システム、散錠自動分包システムへと送られ、同時に処方箋や薬袋、薬剤情報提供書が印刷されます。
③薬剤師は、散錠自動分包システム端末機に調剤者登録を行い、端末画面に処方情報を表示させます。画面上に表示された散剤容器を取り容器裏面に貼付されたバーコードを認証し秤量します。この際、薬が一致しなければ秤量できないシステムになっています。また、秤量した薬の量が違うと次に進めないシステムになっています。
④散剤の秤量が完了すると、患者さん情報や分包数、用法などが印刷され同時に分包機にも情報が転送されます。印刷された内容と分包機に転送された情報を確認し分包調剤を開始します。
⑤分包が終了したら、別の薬剤師が処方箋内容と分包内容に間違いがないか監査します。
②処方データは、錠剤自動分包システム、散錠自動分包システムへと送られ、同時に処方箋や薬袋、薬剤情報提供書が印刷されます。
③薬剤師は、散錠自動分包システム端末機に調剤者登録を行い、端末画面に処方情報を表示させます。画面上に表示された散剤容器を取り容器裏面に貼付されたバーコードを認証し秤量します。この際、薬が一致しなければ秤量できないシステムになっています。また、秤量した薬の量が違うと次に進めないシステムになっています。
④散剤の秤量が完了すると、患者さん情報や分包数、用法などが印刷され同時に分包機にも情報が転送されます。印刷された内容と分包機に転送された情報を確認し分包調剤を開始します。
⑤分包が終了したら、別の薬剤師が処方箋内容と分包内容に間違いがないか監査します。


医薬品情報提供業務(DI)
医師、看護師、その他の医療従事者ならびに患者さんへ医薬品情報の提供を通じて良質かつ適正な薬物療法の発展をはかり、医療の質の向上に努めています。
<Drug Information>
Drug Informationを毎週作成し、採用医薬品について添付文書改訂情報、包装変更情報、販売停止情報を提供し、院内ネットワークを通し配信しています。
<DI Letter>
医療スタッフからの質問や、医薬品に関する様々な情報をDI Letterとして月1回発行し、院内ネットワークを通し配信しています。
<緊急安全性情報・安全性速報>
緊急安全性情報(イエローレター)や安全性速報(ブルーレター)が出された場合には、速やかに情報提供しています。


<外来での情報提供>
外来診察時の待ち時間を有効に利用していただけるよう外来待合室に様々な冊子を提供しています。月々のデータから患者様のニーズに合わせ冊子内容の見直しをしています。
業績紹介
2021年 業績
【論文】
岐阜県飛騨地方におけるアウトリーチの展開
‐訪問看護ステーションと訪問薬剤管理指導‐
加藤秀明1)、定岡邦夫2)
日本精神科病院協会雑誌 40(9) 71-77 2021
1)須田病院 理事長・院長 2)須田病院 薬剤部長
【書籍】
ゆるりとはじめる精神科の1冊目 ‐病気がわかる くすりがわかる‐
定岡邦夫(分担執筆)
じほう,2021
【学会発表】
シンポジウム 薬剤誘発性褥瘡を深める
精神科領域での薬剤誘発性褥瘡
定岡摩利
第3回皮膚褥瘡外用薬学会学術集会(Web)
2021(令和3)年2月14日
シンポジウム これが聞きたい地域医療連携~薬剤師がやらねば誰がやる~
綺麗ごとでは進まない地域医療連携
定岡邦夫
第4回日本病院薬剤師会Future Pharmacist Forum(Web)
2021年(令和3)年7月10日~18日
シンポジウム 病院薬剤師によるタスク・シフティング
精神科病院におけるタスク・シフトシェア
定岡邦夫
日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同各術大会2021
2021年(令和3)年10月30日~11月7日
【講習会、研修会等】
地域医療連携の手引きVer.1について
定岡邦夫
第350回岐阜県病院薬剤師会研修・学術講演会(岐阜・Web)
2021(令和3)年2月6日
精神疾患患者の社会復帰に向けて薬剤師の役割~当院における入退院時支援~
定岡邦夫
第44回岐阜県精神科病院協会薬剤師会研修会(Web)
2021(令和3)年2月12日
単科精神科病院を中心に取り組んだ地域医療連携
~岐阜県飛騨医療圏の事例から~
定岡邦夫
さいたま市Pharmacy Director Seminar (さいたま・Web)
2021(令和3)年3月22日
2020年 業績
【論文】
向精神薬過量服薬のため精神科病院へ入院した患者の臨床的検討
加藤秀明1)、赤木敏彦2)、定岡摩利3)、定岡邦夫3)
日本精神科病院協会雑誌 39(1) 64-67 2020
1)須田病院 精神科 2)須田病院 医療相談室 3)須田病院 薬剤部
精神科病院での外用療法の問題点とその対策
定岡摩利
皮膚褥瘡外用薬学会誌 Vol.2 No.2 58-61 2020
特定医療法人生仁会須田病院 薬剤部
【学会発表】
強迫性障害患者のアトピー性皮膚炎を寛解させ退院へと導いた一例
定岡邦夫1)、定岡摩利1)、沖村里咲1)、村田和之1)、益田大輔2)
第2回皮膚褥瘡外用薬学会学術集会(名古屋)
2020(令和2)年2月16日
スポンサードセミナー 薬剤性カルニチン欠乏症について
定岡邦夫
第50回日本神経精神薬理学会年会・第42回日本生物学的精神医学会年会・第4回日本精神薬学会 合同年会
2020(令和2)年8月21-23日
シンポジウム 精神科薬剤師による地域連携の実際
単科精神科病院を中心に取り組んだ地域医療連携
~岐阜県飛騨医療圏の事例から~
The community medical cooperation that I wrestled with around a psychiatric hospital.From the example of medical area in Hida, Gifu.
定岡邦夫
第50回日本神経精神薬理学会年会・第42回日本生物学的精神医学会年会・第4回日本精神薬学会 合同年会
2020(令和2)年8月21-23日
シンポジウム 統合失調症の社会復帰に向けた薬物療法の構築のために
多職種と連携・補完しながら向き合う統合失調症患者のポリファーマシー
定岡邦夫
第30回日本医療薬学会年会
2020(令和2)年10月24-11月1日
【講習会、研修会等】
当院における爪白癬治療の現状
定岡邦夫
飛騨抗菌薬適正使用学術講演会(高山)
2020(令和2)年2月10日
飛騨医療圏における地域医療連携の実際
定岡邦夫
第260回中濃ブロック研修会
2020(令和2)年11月26日